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カナダでメープルシロップを集めて人生を豊かに

なぜわたしがカナダに残ったか

海外に行きたい!
という漠然とした希望を胸にけっこうギリホリでカナダに来たわたし

ワーホリで来てる人は1年間という期間が過ぎるとそのまま日本に帰っちゃう人、
カナダが好きになって残ろうとする人、まだ日本には帰りたくないってことで別のワーホリ加盟国に行く人、いろいろいます。

ワーホリで来て、カナダでブラジル人の彼氏ができてそのまま結婚してブラジルに行ったり(←わたしの友達)いろーんなパターンの人生がありますね。

そんなわたしがカナダに残った理由は

タイミングが合っただけ

ただこれだけです。

カナダが大好きになってずっとここで暮らしたい!という思いは正直なかったです。

ワーホリ終わったら帰って大企業に就職してバリバリ婚活する予定だった

何故なら日本が大好きだから!!

カナダに来てからはどうせ泣いても笑ってもビザ切れたら帰るんだから〜と
一度も一時帰国しませんでしたが、やっぱり日本のコンビニは天国だし、何でもほしいものはあふれてるし何より家族や友達がいて、一緒においしい食事を食べながら楽しい時間を過ごせるのです。

日本のサービスは超丁寧で親切でやっぱり一流だと思うんです。

だからワーホリが終わったら、もういい歳だし結婚願望強いし派遣でも契約社員でも何でもいいから大企業に入社して、そこで結婚相手を探して家庭を持とうと打算していたワケです。

突然のワークビザ打診

しかしカナダが嫌いなワケではありません。

友達はワールドワイドに沢山できたし、仕事も日本みたいに長時間拘束されるでもなく、かつ日本より稼ぐことができます。

ちょっと歩けば広くてキレイな公園が近くにあり心穏やかに暮らせます。

カナダは移民の国なのでとってもインターナショナル、レストランも日本食レストランやお寿司屋さんはゴロゴロあります。味も本格的でふつーにめちゃおいしいです。
食べ物が合わなくて…みたいなことは全くナシ
今はLINEで世界中どこでも繋がるので家族や友達といつでもおしゃべりできてホームシックもナシ

というわけで日本に帰りたいと思ったことは1度もありませんでした。
でも、やっぱりカナダのゆるーい生活に慣れてくると刺激的な日本の生活が恋しくなるんですね。

ある程度充実した生活を送っていたわたしは何の未練もなく日本に帰る予定だったのですが、ある日突然マネージャーに呼び出されてこう言われます

「ワークビザをサポートするからあと2年働かない?」と

悩みに悩んだ1週間

突然の打診にかなり驚きました。帰って婚活する気満々だったので

1週間かなーり迷いました。突然の選択肢に嬉しさと困惑が交互にやってきました。

正直にその申し出はとっても嬉しかったんです。

婚期遅れそうだなーといういちまつの不安はあったのですが、
カナダが嫌いなわけではないし、せっかくのオファーなので2年だけ頑張ってみるかと受けることにしました。

カナダには圧倒的に時間がある

ワーホリの期間はもちろんバイト感覚で働いていたので遊ぶ時間はたくさんあったのですが、フルタイムで働くようになってカナダは圧倒的に自由な時間が多いなーと感じています。

日本は9時間拘束、前後の通勤時間も含めると10時間ぐらい仕事で終わってしまいますが、こちらでは職場まで徒歩10分、就労時間も1日8時間前後でゆるめです。

さらにテレビという誘惑がないのも大きいかも
日本にいたころは仕事から帰るとソファーに座ってずーっとテレビ見ていたので。
テレビの中毒性ってほんとおそろしいです

お金のために働く馬になった

お給料の面でいうと、日本にいるときより頂いています。

ざっくりとした言い方なので「それは職種によるのでは・・」と言われるかもですが、カナダは最低賃金もバンバン上昇していて、周りの話を聞いていても日本と比較して良い労働環境かなと思います。

実はお仕事の内容的にはあまり建設的でなくてキャリア的には微妙だな(失礼)と思っているのですが、なにせ労働環境がよく数字に対するプレッシャーとかもないので

加えてカナダには日本みたいにキラキラした服やらなんやら購買欲を煽られるものも少ないので浪費も少なく貯金が増えています。

というわけでわたしはカナダで馬車馬になったのでした。