2020年4月カナダで資産運用をしようと思い立ち、カナダの証券会社について色々と調べたので忘れないうちにここに記しておこうと思います。
わたしは日本でも証券口座は楽天証券とSBI証券で作っていたのですが、実際にはまともに取引をしたことがありませんでした。
ただ、資産運用、お金を増やすことには前々から興味があってずーっと本やら何やらで勉強してきました。
そして2020年ついに運用をはじめようと思ったのですが、
カナダではどの証券会社がいいのか分かりませんでした。
ネットで調べても日本語のサイトは見つからず・・・
仕方ないので英語のサイトを見て勉強していきました。
なので、この記事は
- 「これからカナダで投資したいけど、どこで口座作ったらいいんだろう?」
- 「手数料が安くて、安全で使いやすいカナダの証券会社はないかな?」
と思っている方に参考にしていただけたらと思います。
結論:おすすめはQuestradeとWealthsimple Trade
わたしが色々調べて選んだ会社はQuestradeです。そして以前はBMOの提供しているInvestorlineも使用していました。(あとでこの2つを使ってみた感想もお伝えしたいと思います。)
手っ取り早く結論をいってしまうとQuestrade かWealthsimple Trade この2つのどちらかでいいと思います。
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↓こちらの記事でQuestradeの口座開設方法について解説しています
カナダの証券会社はビッグ5系かサードパーティー系
カナダではビッグ5と呼ばれる大手銀行の勢力が強いです。(ウィキペディアにもビッグ5で載っています。RBC、TD、BMO、Scotiabank、CIBCの5つ)
実際にカナダの銀行口座を利用していて使い勝手はとてもよく、なにしろ歴史の古いところが多いので安心感があります。カナダはキャッシュレス化が世界一進んでいて、銀行のデビットカードでもタップで支払えたり、e-Transferで無料でネット送金できたりします。
そしてこれらビッグ5はそれぞれトレード用のサービスを提供しています。
わたしはBMOユーザーで、以前はBMOのInvestorlineで口座を持っていました。
ただ銀行系の証券口座は取引手数料がかなり高いです。
だいたい取引(売買)1回につき$10かかります。
そして楽天証券のリアルタイム入金みたいな機能はまだなくて入金に少々時間がかかります。
ビッグ5系以外の証券会社ではQuestrade、Qtrade、Interactive Brokers、Wealthsimple Tradeなどのオンライン証券があります。
なぜQuestradeとWealthsimple Tradeがいいか?⇒手数料が安い
証券口座を開くうえで一番気を付けたいのは手数料の安さだと思います。
資産運用するにあたって、積み立てをする方が多いのではないかと思いますが、売買するたびに高い手数料を払っていたら資産の増えるスピードは遅くなってしまいますよね。
QuestradeはETFを買うときは無料(ほぼ)、ETFを売るとき・個別株を売買するときは$5ほどしか手数料がかかりません。
ETFを長期で積み立てたい方は、どれだけ買っても手数料がかかりません。
Wealthsimple Tradeはなんと、ETFも個別株も売買手数料がかかりません。
どちらも口座開設手数料、口座維持費は基本無料。
(Questradeは$1000~の入金が必要)
銀行から資金を移す際も手数料なしです。
そしてどちらもTFSA口座・RRSP口座を作ることができます。
日本でいうNISAやiDeCoみたいなもの。
QuestradeとWealthsimple Tradeを比較
この2社の違いで大きなものは2つあって
1.Questradeはアメリカドルの口座を持てる
2.Wealthsimple Tradeはプラットフォームがアプリのみ
の2点です。
カナダからはアメリカの銘柄も購入可能なのですが、それらを買うときにはカナダドルをアメリカドルに換金する必要があります。
換金の際の手数料はQuestradeが2%、Wealthsimple Tradeは1.5%です。
しかし、Questradeはアメリカドルの口座を持つことができて換金の手数料はアメリカドルに換える際だけで大丈夫です。
Wealthsimple Tradeではアメリカドルの口座がないので、米国株を買うとき、売るとき、さらに配当金をもらうたびにカナダドルに換金するための手数料1.5%がかかってしまいます。
なのでアメリカにも投資したい方はQuestradeがおすすめ。
そしてQuestradeはプラットフォームがアプリ、Web(もちろんスマートフォンサイトも)なのに対し、Wealthsimple Tradeはアプリ上のみ利用することが可能です。
しかし、個別株もガンガン買いたいよって方は手数料のないWealthsimple Tradeがいいかもしれませんね。
Wealthsimpleはなんでアプリでしか使えないんだー
— みり🍯Mapletrees🇨🇦投資ブログ (@mapletrees2020) 2020年4月22日
ちなみに
QuestradeもWealthsimple Tradeもロボアドバイザー的サービスがあって(各々に合ったポートフォリオを購入して作ってくれる)Wealthsimple Tradeはもともとはそっちのサービス(Wealthsimple)から始まりました。
Wealthsimpleはそのスマートでシンプルなデザインと、安い手数料(0.5%)で人気が高まっています。
カナダのネット証券って安全なの?
QuestradeもWealthsimple Tradeも投資業界規制機構(IIROC)、そして投資家保護基金または投資信託業者協会に加盟していて、口座内の資金は大手銀行と同じように規制され、保護されています。
使いやすさは?
ビッグ5のオンライン証券サイトと比べて、デザイン・ツールともにこの2つは見やすく使いやすいです。
特にWealthsimple trade はシンプルでスマートで現代的です。直感的に操作できる感じ。
BMOのInvestorlineとQuestradeを使ってみた感想
実際に2つの証券会社を使ってみて、使いやすさ・取引画面の見やすさ、そして手数料の安さという点でQuestradeが上でした。
一番はやはり手数料で、Investorlineを使っていた時は毎回$10かかるので1回の取引金額を大きくしないといけないのがネックでした。小さいと手数料の率が高くなってしまうのが嫌で、本当はETFを毎月$500ずつ積み立てたいのに4か月に一回$2000購入していました。
その点Questradeは手数料を気にせずこまめに買っていけるのがうれしいです。
銀行からお金を移すのも、BMOの口座からオンラインバンキングで指定すると1日で入金されるので優秀です。
取引画面もシンプルで初心者のわたしでも使いやすいです。
まとめ
以上がカナダの証券会社について調べて分かったことです。
おすすめは、QuestradeとWealthsimple Trade!
わたし個人的には米国株にも投資したいのと、WealthsimpleのAppのインストールに失敗したので(笑)Questradeを利用しています。
個別株のポートフォリオを作るなら株の売買手数料無料のWealthsimpleが良いと思ったけど、Appleのファミリー設定で国がカナダに変更できずQuestradeで口座ひらくことにした。
— みり🍯Mapletrees🇨🇦投資ブログ (@mapletrees2020) 2020年4月22日
ファミリーから抜ければいいんやけど、Apple Music使いたいし🥺
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