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09. カナダ版iDeCo RRSPについての備忘録

RRSP

Registered Retirement Saving Plan

Saving plan となっているが、要は投資用の証券口座のこと

一方通常の証券口座はNon Registered Account 

カナダのタックスフリー口座

RRSPはTax-Sheltered Plan
株の売却益(キャピタルゲイン)にも、配当や利子(インカムゲイン)にも税金がかからない。

★アメリカ銘柄からの配当にも税金がかからない(TFSAは15%かかる)

 

さらにRRSPはTax-Deferral Plan

RRSPに入金した分は希望する年の収入から差し引くことができる。
→税金控除できる

例えば今年の収入が$40,000で税金が20%とすると、
支払わなければいけない税金は$8,000

しかしRRSPに入れた$5,000を収入から控除すると、課税される収入は$35,000になり
税金はその20%で$7,000になる

税金控除する年は、入金した年度でなく自分で自由に決められる。
つまり2020年に$5000をRRSPに入れたとしても、2020年度のタックスリターンで収入から控除せずに2021年や2022年に収入が増え、税金も増えてしまうというフェーズで控除することが可能。

ただし引き出す時に税金がかかる

日本のiDeCoのように60歳まで引き出せないという制限はなく、途中で引き出すことは一応可能
ただし、その際にはその年の収入としてカウントされ税金がかかる。

引き出す際には高めの手数料がかかることが多いので注意。$50とか

71歳になると強制的にRRIF(Registered Retirement Income Fund)に移行され毎月一定額引き出すことになる。

【注意点】一度RRSPからお金を引き出すと、その分の枠は無くなってしまう(TFSAは引き出したらその金額分の枠が復活する)

いくら入れられる?

RRSPに入金できる金額は上限があって、前の年の収入の18%(上限$26,500)
使わなかった分は翌年に繰り越される

実は$2,000までなら上限を超えてもペナルティはない。しかしそこから$1でも超えてしまうと毎月1%のペナルティを修正するまで課せられるので注意!

会社の年金プランに加入してる場合

勤めている会社でPension Planなどがある場合は、RRSPと合算になるので全ての合計がRRSPの上限を超えないように注意

RRSPで積み立てたお金でマイホーム

Home Buyers' Plan(HBP)というのがあってRRSPのお金を引き出して使うことができる。その際に税金はかからない。カナダ国内に住宅用の家を買う際に利用できる。
15年以内にその分のお金をRRSPの口座に戻せばOK

 

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わたしのRRSP利用法

RRSPは引き出す際に税金がかかる等多少やっかいなのであまり使わない方向で

ずっとカナダにいるかもわからないし←

しかし2020年はコロナ給付のCERBがTaxable ということで次回のタックスリターンがこわいのでもらった分と同じ額を入れようかと思ってる

ちゃんと会社勤めしてる訳でもなく老後心配なので年金代わりにS&P500インデックス系のものを購入するのは有りかも

【参考】
毎月$400を25年間積み立てたらリターン4%として$205,000(2000万弱)ほど貯まる